サッシ下端の防水について
✕不満例
サッシの下端は、雨漏りに注意が必要です。
サッシの下端と、下屋やバルコニー床との寸法が、充分でない場合には雨漏りの可能性が高まります。
最低でも100㎜以上、できれば200㎜欲しいところです。
寸法が少なければ、適正な仕事がやりにくくなります。
また隙間をシーリング材で埋めることになりますが、シーリング材は劣化が始まり、耐久性は10年前後です。
15年以上に延期してはなりません。
これはシーリング材が適正な条件で施工された場合の話です。
シーリングの幅(10㎜)・深さ(8㎜)・プライマー処理・2面接着と3面接着の区別などの条件によります。
メンテナンスを適正に行わないと、いずれは劣化して雨漏りになります。
サッシ下端の寸法確保を確認します。
〇満足例 バルコニーのFRP防水を先行し、その後にサッシを取り付けています。 防水には水の流れを考慮した施工の順番があります。 逆にしますと、せっかく出した、雨水を再び浸入させることになりますので、順番には注意します。 サッシ下端とバルコニー床の寸法も十分に確保できており、正しい手順です。 サッシ下端の固定用釘を打ち付けていますが、防水に穴をあけるということで、防水メーカーに嫌われます。サッシメーカーは固定するように要求します。 固定する場合には、捨てシーリングを施工してから釘を打つなどの配慮が必要です サッシ下端の防水納め ヨシッ!
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