バルコニーの手摺り壁にある風抜き穴です。この穴を1個所あけるごとに、CSガードと呼ばれる樹脂製の役物が4個ずつ必要(左右前後))となります。穴の下部のコーナーに4ヶ所取り付けしないと、雨水が浸入します。バルコニーが外部につきでている場合はまだマシです。この写真では、バルコニーの下に居室があります。この穴の防水が不十分だと、確実に雨漏りになります。危険性の高い設計です。 工事上の防水に対する配慮が必要です。雨漏りの危険を、危険と認識しないのが危険です。 「危険」を3回いれると、何が何だかわからなくなります。感受性の問題となります。
昔はバルコニーは雨漏りする可能性が高いということで、バルコニー下部に居室はつくりませんでした。FRP防水が採用されるようになってから、居室の上にバルコニーを設置するようになりました。
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