築12年の現場のバルコニーから雨漏りが発生しました。床の腐食がひどい状態で、保証期間が過ぎているものの、数年前からの雨漏りによる被害であるとの抗議を受けています。
原因は、下記の施工ミス2点です。
①大工工事で防水下地の合板を2重張り施工していますが、2重張りする場合はジョイントをずらすことが必須条件です。同じ個所で合板をジョイントしたことによる、たわみが発生し、防水が切れました。
②FRP防水の厚み不足(本来の施工ならFRP2層で約2.8㎜厚になるが、現場はFRP1層施工で約1㎜厚)によるFRP防水層のクラック。
長期保証を要する雨漏り対策として、現場でバルコニー施工時には注意して下さい。
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