ドクター雨仕舞い 雨漏りの可能性 ドーマー
- 玉水新吾
- Mar 28, 2021
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Updated: Apr 13, 2021
急勾配屋根に取り付いたドーマーです。

屋根にドーマー窓を取り付けると、雨漏りの可能性が高まります。 取合いの雨仕舞い、つまり、屋根下葺き材のアスファルトルーフィング増し張り・防水テープ・粘着性のある下葺き材などを駆使して納めます。入り隅部分は、ピンホールができている可能性が高いです。 その屋根が急勾配だと、メンテナンスができません。法律上、6寸勾配以上の屋根には屋根足場を設置しないと、のぼれません。メンテナンスは目視だけになります。雨漏りという異常現象がでるまでは、放置され続けます。屋根のシーリング材の劣化、つまり10年前後(条件により5~15年)で問題が発生します。 建築主が設計デザインとして、こだわらなければ、雨仕舞いの観点からは、6寸未満の屋根勾配が好ましいです。メンテナンスを含めた長期的計画が必要です。
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