●● カリギュラ効果 ●●
カリギュラ効果

アメリカの東海岸ボストンは風紀にウルサイ街で、そのために今から20年くらい前、この街では『カリギュラ』という映画が上映禁止になったそうです。
暴君で知られるローマ皇帝カリギュラの残虐なシーンを描いたもので、禁止されると見たくなるのが人の常です。

ボストン市民の中には、わざわざ隣りの街に行ってまでこの映画を見る人も多々現れ、それでは意味がない、というわけで後日、とうとうボストンも公開に踏み切ったわけですが、その時の映画館には、普段ならそんな映画など観ないだろうと思われる善良なる市民までもが押しかけまくり!大盛況!以来このような現象を『カリギュラ効果』と呼ぶようになりました。

つまり、禁止すればするほど、そのことがかえって魅力的に見えてしまうという人間の心理です。

これは子供にも言えることです。
例えば遊んでいる子供に、何か他の玩具を指差して、「これで遊んじゃダメですよ」と母親が禁止した場合、子供はそれまでその玩具に対してなんの感心も抱いていなかったにもかかわらず、母親が姿を消してからその玩具で遊び始める確率はかなり高いものになるという実験があります。

だから親として、むやみやたらに子供に「禁止」するのは考えものです。
人に対して禁止する場合は一呼吸考えてからにしましょう。

(tamamichan)