●● 最後の藁 ●●
最後の藁

藁はしばしば小さなもの、軽いもの、つまらぬものの意味に用いられますが、らくだの背中に藁を積めるだけ積んでいった場合、遂には一本の藁でも追加すれば、らくだの背骨が折れてしまうことがある、と言う意味です。

すなわち、物事には限界、限度があり、一つ一つの些細なものでも度を越せば破滅を引き起こします。

その限界を破るものが「最後の藁(the last straw)」です。

我々の我慢や忍耐にも限界があり、それを超えた場合にはほんの些細なことにでも爆発してしまうことがあります。

忍耐強い人の怒りは大きいものですが、その忍耐の限界を破ってしまう「一言多い」の「一言」もこの「最後の藁」の類でしょう。

破滅の原因は最後の一小事ということで、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」に近い意味を持ちます。

阪神淡路大震災において、多くの建物が、施工不良が原因で倒壊しましたが、地震が原因で倒壊したことになってしまいました。

震災も最後の藁だったかもしれません。

(タマ美ちゃん)