●● 結合定量の法則 ●●
結合定量の法則(高田保馬)

人間は、一人ひとりある決まった量の結合関係しか持つことができません。
人間関係には個人の結合の傾向には定量があり、一方の人々と強く結合すれば、他方の人々との結合は弱くなるというものです。
例えば、小学校の友人は、中学校に入ってからは、同じ付き合いができなくなる場合が多くあります。
新しい友人ができると、こぼれる人が出てきます。
新しいグループと親しくなると、それまでのグループとは疎遠になってしまいます。
去る者日々に疎しとなるのです。
年賀状交換が永久に続かないように、人は意識していないと、人との絆は切れていきます。
サラリーマンで、会社の中での関係ばかり力を注ぐと家庭内の関係が破滅するかもしれないから要注意です。

人間関係は広く浅い関係よりも、狭く深い関係が好ましいと思います。
人は基本的に、多くの人と平均的に深く付き合うことができないのです。
人間関係の質と量はトレードオフの関係にありますから、量と質の2つを同時に追究することはできません。
広く深い関係ができない以上、広さを切り捨てざるを得ないのが人生です。
人間関係のパイは決まっています。
余り拡げ過ぎると深くすることができません。
人脈とは深い関係の人のことで、単なる知り合い程度では、いざというときに役立たないことははっきりしています。


人間関係は気が合い、尊敬し合え、信頼できる人を慎重に選びたいものです。
その後で深さを、じっくりと時間をかけて追究しましょう。(ビンゴロウ)