●● 日本の5Sとアメリカの5S ●● 

整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)
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  日本でよく言われる4Sがあります。これは整理・整頓・清掃・清潔です。基本的な言葉ですから耳にする機会も多いです。ここで整理と整頓は、現実には同じ意味で使われていますが、厳密には少し違いがあります。その現場で不要なものを排除してしまうのが整理です。その後で使い易いように材料別・長さ別・寸法別等に並べることを整頓といいます。リストラ流行の人員整理という言葉が随分使われます。その会社にとって不要な人をクビにするのです。人員整頓とはいいません。だから順番も整理整頓で整頓整理ではありません。
  5番目のS「躾」(しつけ)はお客様の評価で最も重要視されます。具体的には挨拶・態度・身だしなみ・言葉使い等をいいます。なお「躾」は中国の漢字ではなく、日本の国字です。お客様アンケート評価を分析しますと、お客様はほとんどがここの分野で評価します。ハード部分ではなく、ソフト部分です。例えば、「大工の○○さんは、私が現場に行ったときに手をとめて、丁寧にいろいろと説明してくれた、提案してくれた、相談にのってくれた。」このようなやりとりが評価されます。仕事そのものが良いのは当たり前であり、特別の評価はしてくれません。
  一方アメリカでもやはり5Sがあります。健康を守るために5Sを排除しましょうという意味です。
塩分控えめ、糖分控えめ、煙草止めましょう、間食止めましょう、座ってばかりで動かない奴はダメということです。
  日本の5Sは推進しましょう、アメリカの5Sは排除しましょうということで国民性が良く現れている気がします。